考えるということ。

考えるということ。

社長となって4年目となります。
サラリーマン時代の私は、毎日深夜まで働く日々で、
今の言葉で言うと完全に社畜でした。

膨大な量の仕事をやっていた当時を振り返り、今、思うのです。
当時の自分は考えて仕事をしていたか?
考えるていたとすれば何を?

自信を持って言えるのは、この3つです。
1.上司から与えられた数多くの仕事の中、どのような優先順位で行うべきかを決めること。
2.社内の人間関係の中、自分をどのような立ち位置に置く事がベストかを決めること。
3.交渉における話の組み立て方のベスト方法を検証し、決めること。(何を落としどころにするか、、みたいな)

これら3つは、本当に考えました。考え続けてました。だけど。。。。
それ以外は、考える必要性はありませんでした。

それは何故か?

それなりに大きな会社なので、いちいち考えなくても仕事が進められるよう、
会社のシステムができていたということなんだと思います。今になってですが。
また、多くの社員が居たので、わからなければ質問すれば済むわけです。
(それをスムーズに実現するにも、質問力やらコミュニケーション力やら人間関係力などが重要。
そして、そもそも誰に質問したらいいかを考えることは重要ですが)


そういうこともあり、サラリーマン時代の私は、考えることの意義というのをかなり軽視してました。
考えなくたって、やり方も結論も決まってる。考えている暇があればとっとやってしまおう。
それが、当時の私にとっての当たり前でした。

そして今、、何が言いたいかと言うと、社長となった私は、考えることこそが仕事だし、
考えれば考える程、それに費やした時間はしっかりと報われるという感覚を強く感じるようになりました。

また、社員には考えるさせる必要がないくらいに、
こちらが考えた上、仕事をして貰える環境を作る意義を感じてみたり。

『自分のアタマで考えよう』(ちきりん著)という本に出会い、
ふとそんなことを考えてしまいました。


皆さん、自分のアタマで考えるってことできてますか?

あと、この本がおすすめとはまだ言ってませんからね。だって、まだ読み始めたばかりなので。


札幌のシェアハウス BUIE