シェアハウス経営の難しさとは

シェアハウス経営を志してから、シェアハウスに自ら住み、自ら2物件取得し経営し、サラリーマンとしても開発する業務に携わり、週末もシェアハウス巡りを趣味とし、ネットでも関連する記事は全てチェックしてきた。

だけど、本当の本質は、今なお模索中というか、極めるには程遠いことを実感する。

シェアハウス経営とマンション経営の違いは、その管理にある。
マンション管理は、その内容を大きく大別すれば、

①入退去管理
②入出金管
③建物管理 

から構成される。

シェアハウスは、それに加え④コミュニティ管理が必要となる。

このコミュニティ管理は、上手くいくときは放っておいても上手くいくし、
むしろ放っておいた方がベターなことも多々有る。

一方で、一度、バランスが崩れだすと止めどない悪循環に陥る可能性もある。
特に注意しなくてはならないのは、
ムードメーカーやリーダータイプ、人気者が退去した際だ。
シェアハウスの魅力は、コミュニティの楽しさにあり、
それを担っているのは、管理運営会社というよりは、むしろ上述するムードメーカータイプの住人であることが多い。

その人が抜ければ、「◯◯さんが居なくなるなら、私も出ようかな」と、考える入居者が現れても不思議ではない。
それを防ぐためには、ムードメーカーが一人しか居ないという状況を作らないことに尽きる。
(と、言っても狙ってそれができれば苦労はしないが。。。
 →なので、その苦労を軽減するビジネスを開発中♬それは後日にお話します。)

そして、もう1つ注意しなくてはならないのは、新しい入居者が入った直後だ。
新しい入居者は、まだルールについてよく理解していないため、既存の入居者からは、秩序を乱す存在と見なされることが多い。
たいていは、悪気があるわけでなく、ルールへの理解が浅いために起こることで仕方がないのだが、それでも既存入居者からは、「許せない」「気に食わない」と思われる事が多い。
また、新しい入居者もルールを知っていながら守らない確信犯であることだってある。

かくいう自分はいずれの立場も経験した。
新しい入居者として、ルールがわからず既存入居者を不快にさせたことも、ルールで禁じられていることを知っててやったことも、既存入居者がルールを守らないのはイライライした気持ちで見た事も。

さあ、この局面をどう解決するか。
やはりルール違反については、地道に教えていくしかないと思うし、確信犯であれば厳しく言わねばならないと思う。
結果として、嫌われることがあるかもしれないが、そんなことは既に覚悟の上だ。
その覚悟がなく、シェアハウス経営(厳密に言うと管理運営)を志すべきではない。

今までは幸い、そういう局面がなかったが、それがついにやってきたな。。と思う。

さあ、頑張ろうっと。